絵カードセンターのご利用ありがとうございます。

ご回答が遅くなりましたが、A4対応について、私の考え方を書いておこうと思います。

実は私はA4対応には否定的なのです。（最初からすいません）

技術的には、結構大変なのです。写真L版用紙に比べ、A4用紙は約４倍の面積があります。面積が広い分、レイアウトの仕様設計が自由すぎて複雑になります。また、置ける絵カードが多い分だけUI（ユーザーインターフェース）の新規開発が必要になります。

そもそも当サイト「絵カードセンター」の狙いは２つあります。

１）ITに疎い一般の人でも絵カードを作りやすくすること。最近のご家庭には、パソコンがないことが多くなっています。だから、Wordやエクセルは使えない。でも、スマホは持っている。スマホの画面は小さいので、できるだけUIは簡単にしています。アプリも不要。（ちなみに、PCでも利用可能です）。そして、プリンターが無いご家庭も多い。そこで私が目をつけたのが、写真L版へのプリントです。写真L版なら、スマホからコンビニのマルチプリンターで印刷ができます。

初心者向けにもう一つ重要なことがあると私は思っています。それは、一度にたくさん作らないこと。言い換えると、必要になった絵カードを都度都度、少量作るということです。たくさん作ってしまうと、結構大変です。一度大変な思いをすると、人は次回の腰が重くなってしまうんですね。だから、写真L版用紙ぐらいの面積がちょうどいいかなと。たくさん作りたければ、何枚も作成すれば済むと思ってます。

２）当社製品「コバリテ視覚支援スタートキット」の利用者のためのアフターフォロー。および、見込み顧客の方へのプロモーションです。ストレートにいうと、当社顧客向けです。サイズは、35 x 35 mmです。誰でも使えるように無料公開しているので、顧客以外の方が使われても、全く問題ありません。でも、機能を増やしていくと、メニューが増えて当社顧客の方は使いにくくなってしまいます。簡単に絵カードが作れる、という特徴を維持しておきたいのです。

当サイトの利用者のご要望には、当社製品に適用できないような機能アップも時々あります。ほとんどは取り入れていません。が、１度、ご要望の多さに（私が）負けて、機能アップしたメニューがあります。大きな絵カードが作りたいというご要望があったので、写真L版用紙の２分割のサイズは、作りました。ちょうど、IDカード、キャッシュカードやクレジットカードの大きさになるから、利用頻度は高いと思って、実装しました。

もしも、A4サイズで、具体的なレイアウトのイメージをお持ちでしたら、お知らせください。出来上がりイメージがないと、私も検討ができないので。

よろしくお願いします。

古林紀哉